スイス旅行記3日目②プラン・ドゥ・レギーユ→モンタンヴェール
プラン・ドゥ・レギーユからモンタンヴェール のハイキングです。
コースタイムは現地では2:15とありましたが
地球の歩き方によると2:30。スタート地点2310m、ゴール地点1910m、総延長5.9kmとなってます。難易度も技術2/体力2と比較的ラクメのコースのようですが、
これが楽なのか⁉️
(岩場苦手)
確かに周りの景色は綺麗だけど
必死に下りている身としては、周りの景色なんて見ちゃいられなくて、ひたすらこけないように足元ばっかり見ているのでした。
久しぶりの私のへっぽこ下山ぶりを目にした夫は苦笑いしつつ、叱咤激励してくれる。
夫からの山歩き指導も久々に聞くわー。
(でも守れない)
「何でわざわざ厄介なコースを歩くのか意味不明だね」と言われるも
私が一番分からないよ!(大泣)
途中、お会いした日本人ご夫婦に撮影してもらいました。
私たちとは逆のコースでツェルマット→グリンデルワルト→シャモニーをそれぞれ4泊ずつ旅されていて、今は旅の終盤なんだとか。
あなたたちのご両親ぐらいの年齢よ〜と仰っていたけど、お元気そうで健脚ぶりが羨ましかった!
(旅の序盤なのに既に息も絶えだえの私)
あのくらいの年になって果たして私は元気にスイス旅行なんて来られるのか、全く自信がない。
下山の際は、大抵悲壮感を纏っているので
よく「大丈夫ですか?」と声をかけられるのだけど
スイスの土地でも「Are you Okey?」って聞かれちゃいました(恥)
私のせいで遅いペースで歩かされているというのに、山と触れ合い大いに喜んでいる夫。
途中見た標識でまだまだゴールが遠いことに気づき、心がポッキリ折れていた。
見かねた夫が、私の荷物を持ってくれた。
「いつものことです」by夫
夫は「すっごく景色が綺麗で気持ちいいね〜」
と励ましてくるけど
疲労困憊の私は全く気持ちよくない。そして歩くことに必死で無口にもなるので、私が夫なら絶対に同行したくないパートナーだわ(苦笑)
あ〜、なんでこんなにバランス感覚が乏しいのか自己嫌悪。私にとって登山とは、自分の中の駄目な部分とぶつかり合いながら一歩一歩進んでいく、精神と筋肉の鍛錬場となってます。
氷の海と呼ばれているメール・ドゥ・グラス氷河。だいぶ溶けていますね。
グランド・ジョラス北壁。ドリュ針峰が真っ直ぐ天にのびてカッコイイ!
ようやくゴールが見えてきたわ。。。
お疲れ様でしたーーー。
結局3時間45分もかかってしまいました。
駄目駄目すぎる。。。体力ゲージもゼロになっちゃった。
ここから電車で下りて、ランチを食べます。
でも疲れすぎて何も食べたくないのでした。
3日目③に続く。